島本森のたより

                                      島本森のクラブ事務局
                                      編集者  八里 良一



     2009年度 第5号
       平成22年1月27日 発行

「島本森のたより」第5号をお届け致します。   (中江 記)


1月10日の定例活動日(新年初の活動日)
    
1 御神木に皆で今年1年の安全祈願をし、健康に過ごし、
      活動が益々活発になるよう祈り心境を新たにしました。

     

     2 椎茸、ヒラタケの種駒(菌)を原木(コナラ、ミズナラ、シデ、サクラ
       など)に植え付けし、2夏経過の秋(平成23年)からの収穫を楽
       しみます。

      ➀原木のコナラ、サクラを間伐して、枝払いをします。
      ②根元の太いほうから、90cmほどの長さに玉切りします。
      ③拳大の7~10cm以上の太さの玉切りした原木を選びます。
      ④原木に長手方向に約20cm、円周方向に約5cm間隔で
       互い違いに、φ9.2mmの専用ストッパー付キリを使用し穴を
       開けます。
      ⑤穴に種菌をカナヅチで、種駒が木の表面より少し沈む程度に
       打ち込みます。
      ⑥原木1本にあけた、20~30ヶ所の穴を種駒で塞ぎ完成させ
       ます。
      ⑦雨の当たる、日陰の場所に枕木を置いて横積みし、木の葉や
       枝で覆い、仮伏せして作業終了です。 
      ⑧椎茸の植菌木が24本、ヒラタケ16本合計40本ほど出来ま
       した。人数が居ると出来るものです。
      
      椎茸の植菌のときに参加したいという方が来られて、作業経験
      され家では中々成功しないので、植菌したものと、しないものを
      希望されて持ち帰られました。しっかり植菌と管理をされ収穫されん
      ことを願います。
       
      活動日が決まっていて、作業予定が多いため日程が限られるので、
      玉切り後の放置期間や仮伏せ後の水など十分でないですが、
      この方法で椎茸は毎年収穫できています。今回ヒラタケに挑戦しま
      したが旨く行くか来年の秋が楽しみです。 

                                       

                                                  




    3 玉切した松の木でこんなことが出来ますよ
!!
        直径φ22~23cm、高さ50cmぐらいの玉切した、松の木に
       チェンソーで十文字に切り込みを深さ30㎝位入れて中央に
       炭火を乗せますと切込みから空気を取り入れて、数分で燃え
       上がります。

      火の用心、後始末は十分気をつけてください


   炭火を乗せたところ                     数分で発火しました


    ヤカンで湯沸し                    炭焼窯に入れました、幻想的で炎が花の様!


  4 昼食時、団欒の一時

       終



 
島本森のクラブ 定例活動(1月24日)記録 
          中江 記 

活動内容は記念の森で、炭材作り作業と雑木林の除伐作業の2班に分かれて作業をしました。
焚き火をしましたが、晴れた暖かい日和で、楽しく身体を動かしました。
 
炭材作り作業は、昨年11月の定例活動日に3~5年生育した竹を伐採し、玉切りしたもうそうちくを85㎝の定寸に切断し、5割の竹割り器で短冊形に分割して、節を取り、φ25~30㎝の束にして針金で縛るまでの、
1電動鋸で定寸切断、2竹割り器で短冊形に分割、3節取り、4束ね の4工程の作業で、2工程目の竹割りが大変な作業で、市販の鋳物製の竹割り器では用を成さず、特別に鋼鉄で自作したものを使い作業をしています。
 
6人で4時間ほど作業をして、1窯分の竹の炭材を確保出来ました、除伐作業班が上物材と炙り木を確保して下さったので、炭焼きの準備が出来ました。
 
ご苦労様でした!!! この後、有志で新年会を賑やかに、楽しく行いました!!

 尚、竹炭のことを知りたい方はインターネットのGoogleで「竹炭」で検索すると、作り方、効果、使用方法・・・・等、なんでも知ることが出来ます。

 電動ノコで定寸切り  竹割り  竹割り器
 束ね作業  炭材準備完了  伐採前の風景
 伐採作業  伐採後  作業道

                  
   炭焼きの予定

1. 日時
2月27日(土)~3月1日(月)    28日は定例活動日

2. 11番窯 日 程
日 時  作 業 内 容  必要人数 
 27日9時~16時 1.炭材摘め 2.口焚き 3.竹搾液採取.
4..本焚き 
 4~5人
28日9時~15時  1.窯内温度監視、炭化口調整  2~3人
 1日9時~12時 1.精錬 2.窯止め   2~3人
 14日9時~12時 1.窯開け 2.炭出し 3.箱詰め  5~6人 
① 3月14日は定例活動日、27日と1日は有志活動です、参加をお願いします。
② 27日は、上物材集めと粘土の赤土を掘り出す作業に人手が必要です。
 

         今年の筍掘りました !!
 
  
1月31日に島本の筍山で、ユンボで土入れ作業をしている時、掘り起こした土の中から、小さな筍が9本ほど出てきました。 

太さ5㎝、長さ12㎝くらいの、写真の物を1本頂いて、刺身で頂いてみましたら、エグミがなく、少し甘い感じでした、イノシシは、今これを掘って食べているのです。 

今年は例年より、筍は少ない様子で、美味しいのは3月からだそうです。土の中の筍を食べたのは初めてです。

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