島本森のたより

                                      島本森のクラブ事務局
                                       編集者  八里 良一



     2009年度 第3号
       平成21年10月29日 発行

島本森のたより第3号

「島本森のたより」第3号をお届け致します。
              (中江 記)


10月10日(土)~11日(日)
 
 「水都おおさか森林の市」 於桜ノ宮公園 に参加

  

       
  桧の丸太の玉切の体験コーナーの指導、コースターに焼印、花器、竹炭等の作品を 販売。

  初日は午前中手持ち無沙汰で、これはどうなるかと思っていたが、午後から子供連れがボチボチと訪れ、コースターの焼印に人気が出て、匂いの良い桧の玉切の体験、青い竹の花器や竹炭入りの竹筒の手作り用の見本が売れるようになり、手作り体  験の希望はほとんど皆無の状態で、依頼品を製作するのに忙しい有様でした。

  2日目もコースターのドングリの焼印に行列が出来る状態で繁昌し、持ち込んだ竹、桧の材料は完売し,竹炭なども消臭剤として使うのか、評判のうちに売り切れました。

  この人気が、山にきてくれる人が増え、「島本森のクラブ」の会員増につながることを期待したいものです。
 



10月24日~26日 10番窯炭焼きと文化祭出品の準備

   日時        場所   活動名    活動状況
 10月24日(土)  記念の森  有志活動  10番炭窯の炭材詰、上物材伐り、炙り材伐り、口焚き、本焚き等炭焼き作業、及び町の文化祭(11/3)に出品の作品作り
 10月25日(日)  〃  定例活動  炭焼き温度管理、11/3町文化祭に出品の作品作り、竹トンボ、花器、孫の手等
 10月26日(月)  有志活動  10番炭窯の窯止め

24日の炭窯作業には、有志活動にもかかわらず、7人の参加を得て活動状況欄の内容を実施できました。師匠の藤谷さんが都合で来られない状況で、窯詰め、口焚き、本焚き、精錬口、炭化口を残しての焚き口閉鎖まで、排煙口、窯内温度が順調に上がり、竹酢液の採取が出来、少し遅くなったが午後5時に1日目は散会できました。

2日目25日6時30分で排煙口温度82℃、窯内温度443℃と順調に炭化して様子を見ていたが、藤谷さんの指導で午後3時排煙口温度118℃、室内温度449℃となり、この調子で進むと夜中の窯止めとなるため炭化口を狭めブレーキをかけた。

3日目26日朝から雨、煙突に雨水が入らないか心配したが無事で安堵しました。竹酢液を取る煙突を外しました。6時時点で排煙口温度205℃窯内温度569℃と想定値に近い状況でした。8時、排煙口温度220℃、窯内温度574℃時点で炭化口を拡げ、精錬口を開にして精錬を開始し、10時排煙口温度270℃窯内温度670℃で排煙色が透明になり、全閉して窯止めしました。

今回の炭焼きに携って頂いた方々に厚く感謝いたします。有難うございました。

窯開けは窯内温度が冷める、11月2日午前9時から半日の予定で実施します。ご参加ご協力をお願いします

又、当日、同記念の森で3日の町文化祭に出品する作品作りを3時頃まで行いますので多数のご参加をお願いします。


文化祭当日はこれらの手作り品、焼印したコースター、竹炭、木炭、野菜果物の炭化品など出品予定です。
当日会場に足を運んで「島本森のクラブ」のテントにお越し下さい。お待ちしております。

   かぶとむしの幼虫~
    腐葉土作りをしている槽で、切り返しと米糠を混ぜる作業を
    しました。腐葉土として使えるにはまだ時間を要しますが、
   思いがけず副産物というべきか、かぶとむしの幼虫が40~
   50匹出てきました。これを飼育してカブトムシの森にする
   か、幼虫、成虫で販売するか、協議検討中です。