2009年度 第1号 平成21年7月1日 発行 |
竹炭材搬出などの炭焼き準備の日
4月12日(日)快晴 25℃ 参加者 16名 於 : 尺代(記念の森)
この時期としてはかなり暑い1日でしたが、昨年11月体験作業に参加の大林組47名
に伐倒して戴いた竹を炭材とする為に、道を切り開いてほぼ1窯分を搬出しました。
午後は、この炭材を6〜8分割し、節取の後、直径20cm位に束ねる作業を、中江
副代表の指導の下に完了しました。
又、もう一つの班では、福井リーダーの工法説明に従って、2週間後に迫った町の
YYワールドへ出品する「竹トンボ」作りに、一同童心に帰って熱中しました。何とか
租加工と穴あけは完了しましたが、「羽を薄く削って曲げて100本分仕上げる⇒
飛ばしてみる」事の難しさ、忍耐力を身体で感じた1日でした。
この日は、繁田新工場長も活動に参加され、材の搬出に大変なご協力を戴いた
こともあって、昼休みにはささやかなバーベキュを行いました。自家製の竹炭を使って、
朝採りの筍のホイール焼で舌づつみ、季節感120%。会員しか味わえない貴重な
体験で楽しい一時でした。
(後日談:多くの会員氏からの報告です。「土産にもらって帰った筍は、本当に柔らか
くて味もよく、これから毎年4月には、あの南斜面で“炭材採り”しましょう」)
4月26日(日) 曇時々雨 11℃ 参加者10名 於 : 水無瀬川緑地公園
A班:コースター :焼判:ペイント(中江、中瀬、杉本氏)
町の協力で2種類の焼判を使用。動物(リスとドングリ)に人気。ペイントには行列も。
作品数:約200枚。 15:00 終了。
B班:竹トンボ(福井、藤谷、門野、前田氏)
幼児まで人気があったが、良く飛ぶようにする「調整」に手間がかかり、悪戦苦闘でした。
作品数:約100本、 15;00終了。
C班:小枝の温度計:(加藤夫妻、八里)
「動眼」付で人気。高学年生から、「手作り」希望者も。小中学生には「鋸,錐、
ナイフの使用法」を教えるのも大切と感じました。
作品数:約50本。 14;00終了。
全般:弊会コーナーへ来訪の園児,・児童・保護者は約300名。次世代の子供達に、
自然の大切さ、自分たちでできることを発見(自覚)させるのも大事ですね。
町外の会員も多く参加いただき感謝感激です。
5月10日(日) 晴 20℃ 参加者 17名 於 : 尺代(記念の森)会議室
年に一度の定期総会を、町のご厚意で会員の集まりやすい記念の森で開催できました。
総会での審議・決定事項は別紙議事録どおりですが、来賓3名(町=乾次長、繁田工場長、
協会=天満マネージャ)をお迎えし、新規活動項目の決定など内容の濃い会議でした。
又、参加者の増員対策、炭窯の活用や他グループとの協同活動など、新しい方向付け
も決まりました。
引き続いて炭窯横で行われた「親睦会」では若い会員の勧誘や活動地を魅力化すること、
地域へのPRの大切さ等前向きなご意見が多く出されて、「今年も頑張ろう」ムードで一杯でした。
#9炭焼実施と完成炭の出荷準備
5月23日(土) 晴 23℃ 参加者 6名
5月24日(日) 晴 25℃ 参加者 13名
於 : 記念の森(炭窯)
本年度最初の炭焼きで、2日間に亙って藤谷、中江両リーダーのご指導で”木竹混在”作業を
初日には炭材詰⇒口焚き⇒窯口閉鎖、 2日目は温度管理、煙と臭いの観察と標準作業を
繰り返し教えて頂き、「順調な状態」との評でした。
振り返って見ますと、H19/3月の窯完成=#1以来今回 まで延べ26ヶ月に9回の炭焼きを実施、平均3ヶ月に1回 となります。立ち上がり2年間「よく頑張ったなあ」という感じ です。 この間殆ど失敗がなく良い炭が作れたのも、永年の 経験豊富な指導者「藤谷さん」のお陰です。この技術=ノウ ハウを皆が身に付け、里山整備で出てきた余材の有効活用を、 世の中に広めることも大切な使命ではないでしょうか。 |
この日も、地元の農家で田圃の「中耕」時に鋤きこんでいただく
|
記念の森で「境界確認と伐採作業」を実施
6月14日(日) 晴 29℃ 参加者10名 於 : 記念の森 西コース
もう夏本番かとおもわせるほどの気温でしたが、中瀬副代表の指導で、かねてから気がかりだった
隣地(長岡京市)との境界確認・明示の為の雑木伐開を行いました。当方だけの確認のため、
かなり控えめで「ここなら間違いなくオレンチ」という位置で行いました。
場所は西コースP2の北側です。やや台地になっている所で今後子供たちが楽しく走り回れる
広場とするためにも、境界確認が必要な所です。周囲の倒木整理を含めて予定通り整備
できました。
もう1班は、先日の#9の「炭出し」を行いました。関心事は、「今回の竹炭の出来栄え?」
にありましたが、まずまずの出来で、この日応援に駆けつけてくださった「竹工房」の井上さんに
サンプルを持ち帰って頂き、関係先へのPRをお願いしました。
町有檜林で久しぶりの間伐作業
6月28日(日) 晴 32℃ 参加者 19名 於 : 尺代町有林 北〜中尾根
本年3月以来の入山でした。天候や参加者都合で なかなか当地での作業が出来ませんでしたが「大沢 での植樹準備の為には、どうしても土留檜材が必要」 との皆さんのご意見から、梅雨の晴れ間を縫っての作 業となりました。材の搬出がやり易い尾根道近くの選木 済みの20年生檜の中から、参加者が力量に合った 立木を選び、2人1組になって小鋸で伐倒、枝払, 皮剥して、この時期しか味わえない「ヒノキの美肌に 感激しつつ「楽しみながら役立つ作業を」終日続けました。 |
|
全員で約60本を用材化しましたが、活用地迄 約400Mも人力で運ばねばならないことから、 副代表の本間さんの提案で「現地乾燥」に決め ました。「梢」は秋のイベント用クラフト材として持ち 帰りました。 |
|
又この日は初参加の「フォレスト島本」の小野さん、 |