島本森のたより

                             島本森のクラブ事務局
                               編集者 八里 良一
  
2010年度第2号
   平成23年2月27日発行
   
2011年年2月27日 定例活動報告       本間政春 記

 若山台住宅の高層住宅横の法面は周囲から進入した真竹や孟宗竹などが繁茂し放置竹林状態でした。この駐車場脇のネットフェンスで囲まれた所ですが、
花木を植えて修景したいという地主・島本町当局の計画に賛同、竹を伐採し植樹できるようにする活動を行いました。

 新年の1月9日に現地確認をして方針を決めました。竹を高さ1mくらいで切るという事です。定例活動日だけでは2月末までに伐り終わらないため、
近くに住んでいる会員の自主的な活動で進められました。

 伐った竹の一部は植樹の際支柱として活用、一部は炭材に加工して竹炭にします。残りは地拵えで、棚状・等高線状に積んだりしました。こうして2月27日にはすっかり作業は終り、後は植樹を待つという状況です。この斜面が美しい花で覆われのが楽しみです。今後は周囲から進入した竹、ツルなどを処分したり除草も必要になるでしょう。

 さて、
「竹は1mの高さで切れば根まで枯れる」という話を紹介します。

「現代農業」という雑誌の2009年4月号に第1報が載り大きな反響を巻き起こしました。本当に地下茎まで枯れているのかと、地下茎を掘って確認した写真を含め,2010年3月号に詳しく紹介されました。群馬県の事ですが、12月から翌年2月までの間に1mほどの高さで竹を切れば根まで枯れるというものです。インターネットでこの長いフレーズで検索したらその反響の大きさがわかります。いかに竹で苦労している人が多いかという事ですね。
群馬で苦労の末見つけられた方法ですが広く応用できると思います。

これを応用して若山台で1m切りを行いました。桜井森づくり委員会で整備している桜井台住宅地の山側竹林でも住宅脇斜面で1m切りを行っています。                                  


                                        
                                        終
 
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